兵庫県神戸市西区玉津町で、6歳男児の遺体が草むらで見つかった事件で、男児暴行の主犯者とみられる穂坂大地容疑者(32)が逮捕されました。
穂坂大地容疑者について調べていくうちに、容疑者の母親が毒親で、その驚愕の家庭環境が明るみに出ました。
この記事では穂坂大地容疑者とその母親である穂坂由美子さん(57)について調べています。
穂坂大地容疑者の母親は地元でも有名な毒親
穂坂大地容疑者の家は、学区内では「近づくな」と言われており、子供を鉄パイプで殴ったり、家の外に子供を放り出して有名だったそうです。
穂坂大地容疑者の兄妹は5人で、長女、長男、次男(穂坂大地容疑者)、次女の下に三女がいます。次女と三女は双子です。
地元の住民は、兄弟が幼少期から悲惨な環境で育っていたことを語っています。
「穂坂家は5人きょうだいで、沙喜ちゃんのすぐ下に長男がいます。いつもカーテンを閉め切っていて閉鎖的で、母親が働いている様子はありませんでした。お父さんは見たことがありません」
引用:Yohooニュース
「『アホが』『クズが』という罵声が四六時中部屋の外まで響いていました。騒音としてもひどかったし、内容も穏当とはほど遠くて。誰かが警察に通報すればよかったんだろうけど、『報復』が怖くて誰も何も言えなくてね……」
引用:Yahooニュース
由美子さんはヤクザと間違われるような罵声を子供たちに浴びせて、近所の人も怖くて近づけなかったそうです。
しかも壮絶な虐待はそれだけではなかったようです。
「あんまり可哀相だからウチに入れてあげたこともありましたけど、ちょうどその時、長男は手をケガしていたんです。パンパンに腫れあがって手を開こうにもグーの形のままでした。大人から殴られて自分の歯が自分の歯茎に刺さってしまったり、鉄パイプで殴られて頭を切って縫ったこともありました。おまけにその抜糸を家の中で勝手にやっちゃって、傷口が膿むなんて悲惨なこともありました」
引用:Yahooニュース
話を聞くだけで気が滅入りそうになりますね。。
しかし穂坂大地容疑者の家庭環境の劣悪さは、これだけではなかったのです。
穂坂大地容疑者の驚愕の家庭環境
さらに調べていくにつれて、穂坂大地容疑者の驚愕の家庭環境が分かってきました。
穂坂大地容疑者の母親のところには男が出入りしていた
母親の由美子さんは、近所の人の話によると、”働いていることはなかった”ということから無職のシングルマザーだったようです。
しかし由美子さんの自宅には見知らぬ男が出入していたそうで、その男性は由美子さんが付き合っていた男性だと思われます。
当時を知る小学校の同級生の母親の話です。
「寒い冬の夜に沙喜ちゃんと長男、大地君が近くの公園にいたことがあって『おうちには帰れへんの?』と聞くと『1000円やるから外に出とけとお母さんに言われた』って……。
引用:Yohooニュース
彼氏と事を済ますために子供たちを寒空に放りだしていたようですね。
ありえない事柄はさらに続きます。同じく当時を知る同級生の母親の話です。
「あの家のベランダには使用済みのコンドームが捨てられていると、自治会で問題にもなりました」
使用済みのコンドームをベランダに捨てるような家庭だったようです。
これは精神的に情緒不安定になりそうな環境ではないでしょうか。見知らぬ男性が出入するたびに寒空の下に放りだされて、子供心には傷つきますよね。
子どもたちが年頃になった時に、コンドームがベランダに投げ捨てられているのを見たら心も病んでしまいそうです。
穂坂大地容疑者は母親から万引きも強要されていた
またさらなる驚愕の事実が判明します。
穂坂大地容疑者を知る同級生の母親によると、穂坂大地容疑者は由美子さんからお菓子を万引きしてくるように強要されていたそうです。
「盗んだお菓子が少ないと、由美子さんは『こんなんで腹いっぱいになるか!』と子供たちを殴ったり蹴ったりしたそうです。大地君たちは、学校でこっそり給食を朝と昼の2回、食べさせてもらっていた。」
引用:Yahooニュース
母子家庭で貧困のあまり、子供たちにお菓子を万引きさせて腹ごしらえしていたのでしょうか。。
子供たちに食べさせるというよりは由美子さんがお腹いっぱいになるために万引きさせていたとしか思えません。
穂坂大地容疑者の家庭方針は ”力ずくでも奪え”
同じ団地に住んでいた住人の話ですが、穂坂家の家庭方針がクズすぎたそうです。それは ”力ずくでも奪え” 。
由美子さんは子供たちに、「欲しい物は力ずくでも奪え」と教えており、そのため穂坂大地容疑者は小学生の頃から同級生の持ち物を暴力で奪い取っていたそうです。
しかし当人の穂坂大地容疑者は悪びれもせず、普通にしていたとのことで怖いですね。
近所でも有名な「毒親」の家庭で、行政にもそれが聞こえ、当時5人の子供たちを保護しようとしていたとのこと。
しかし由美子さんがそれを拒んでいたそうです。
この時に万が一、保護されていたらまた違った人生を送っていたかもしれません。
穂坂大地容疑者は知的障碍者?
穂坂大地容疑者は小学校時代に、養護学級に入っていたそう。
長男と穂坂大地容疑者は、まっとうに育てられていたら普通クラスに入れていたようですが、それには親の由美子さんの事情もあったようです。
障害者に対しては支援金が出ることから、支援金をもらうためでは…?との疑惑も出ています。
穂坂大地容疑者を含め、他の4人の兄妹も特別支援学級に通っていたそう。
穂坂大地容疑者の家庭環境を思えば、まともに育つのが不思議だと思われますね。
壮絶な虐待を受け続けて精神的にもおかしくなってしまったというのが事実ではないでしょうか。
穂坂大地容疑者は小学2年生頃から攻撃的になっていった
穂坂大地容疑者は小学2年生ごろから攻撃的になっていったようです。
大地容疑者が女児に大けがを負わせた
穂坂大地容疑者の姉を良く知る同級生の父親の話です。
「大地が足を引っかけて女の子が転んで、牛乳瓶が割れて女の子の腕に刺さって大けがしたんや。その子は腕が動かなくなるかもしらんくらいの大ごとで警察沙汰にもなって、お父さんが穂坂家に怒鳴り込んだんやけど、あそこのお母さんは謝りもせず追い返したんや。」
引用:Yahooニュース
こんな母親に育てられたらモラルも何もないだろうし、本人は悪いとも思っていなかったのでしょう。
由美子さんも面倒くさいとばかりに追い返したようです。
この当時のことは分かりませんが、このあと穂坂大地容疑者は、由美子さんから虐待を受けたかもしれません。
穂坂大地容疑者が動物虐待を行うようになった
また穂坂大地容疑者は、小学校高学年ごろから動物を虐待するようになりました。
当時、同じ団地に住んでいた住民の証言です。
「長男も次男の大地くんも粗暴で、投石や女の子に殴る蹴るなどの暴力を振るうだけでなく、飼っていた雑種犬を木の棒で叩いたりしていましたよ。キャンキャン鳴いて必死で逃げる犬を、ヘラヘラ笑いながら兄弟で叩いてたんです。」
「まだ2人とも小学校高学年くらいでしたけど、その残虐性には大人の私でも引いてしまいました。母親から虐待を受けていることも有名でしたから、問題児だけど可哀想な子たちって印象でした」
引用:Yahooニュース
動物を虐待しても何とも感じていない恐ろしい人格は、小学生の頃にすでにその鱗片をのぞかせていたようです。
穂坂大地容疑者が戻ってきた不気味なアパート
その後穂坂大地容疑者は、母親の虐待から逃れるように実家から疎遠になっていきました。
しかし結婚をした後にうまくいかず、由美子さんと姉妹3人が住んでいるアパートに戻って来たのです。
そのアパートは動物の糞尿やゴミが散乱し、近辺の住民からは不気味がられているアパートでした。
「あのアパートは孤立した存在。近所付き合いなんてまったくない。30年くらい前までは多くの住人いたが、今はほとんどいないしね」
引用:Yahooニュース
別の住民の話です。
「動物の糞尿やゴミが散乱しているから、あのアパートには近寄らないようにしている。野良猫も住みついていて、とにかく不気味なんです」
引用:Yahooニュース
穂坂大地容疑者が同居するようになってから、アパートの周辺住民はたびたび異様な様子を耳にしていました。
それまでは静かだったアパートから男性の「命令が聞かれへんのか」という怒鳴り声が聞こえてきたり、女性の叫び声が聞こえてくるようになったということです。
同居していた、穂坂大地容疑者の姉の連れ子である修くん(6)の姿も保育園から見なくなり、このころから修くんは由美子さんと同様に虐待を受けていたと思われます。
穂坂大地容疑者はこのアパートに戻ってきて、幼少期のことが蘇って来たに違いありません。恐ろしい虐待は起こるべくして起こってしまったと言えるでしょう。
結局幼い修くんが犠牲になってしまった今回の事件ですが、この事件は虐待の連鎖がさらなる虐待を招いたとしか思えません。
肉親を虐待することは許されることではありませんが、こんな悲惨な虐待の連鎖が止まるように祈るばかりです。
引き続き事件の動向に注目していきたいと思います。